トリートメントを頭皮につけないで

洗髪後、しっかりすすいだつもりなのにトリートメントが残ってヌルヌルしている時がありませんか?

トリートメントをしっかりつけようとして頭皮にまですりこんでいませんか?

こうした行為は頭皮のためによくないのです。

トリートメントの正しい使い方

トリートメントはシャンプー後の髪の毛を守るもの。

頭皮につけてしまうと育毛剤などをブロックしてしまいますし、フケやかゆみの元にもなります。

トリートメントは頭皮にはつけず、痛みやすい毛先を主に生え際の2~3cmより後を守ってあげましょう。

トリートメントをつけた後は、シャワーキャップなどを被ってトリートメントの成分が浸透しやすいようにするとなお良いです。

最後にすすぐ時は、美容室で髪を洗われる時のようにお湯をたっぷりと含ませ、内側の髪からもぬるぬるしなくなるまでトリートメントをしっかり洗い流し、フケやかゆみを防止しましょう。

トリートメントの種類

トリートメントには特徴が異なる種類がいくつかあります。下記にそれぞれのトリートメントの種類による特徴をピックアップしましたので、髪質によって適切なトリートメントを選びましょう。

オイルタイプ

油分が多く、髪を保護するタイプのトリートメントです。

油分によって保湿性や耐熱性を高め、紫外線や熱、摩擦など日常の刺激から髪を守ります。

ツヤツヤした美しい髪になります。

乾燥して髪がパサつく人におすすめです。

ミルクタイプ

水分が多く、しっとりとしたまとまりやすい髪になります。

ゴワゴワした硬い髪質の人におすすめです。

クリームタイプ

水分が多く、ミルクタイプよりさらにしっとりとしたまとまりやすい髪になります。ミルクタイプでは物足りない人におすすめです。

ジェルタイプ

水分が多く、よく馴染みさらっとした仕上がりになります。潤いつつ軽い感じになります。

洗い流すタイプ

髪に栄養を与え、ダメージを補修します。

洗い流さないタイプ

ダメージ補修や紫外線、熱、摩擦など日常の刺激から髪を守ります。

コンディショナー

洗って濡れた髪はキューティクルが開きダメージを受けやすく、髪の内部の栄養などが流出しやすい状態です。

コンディショナーは髪の表面をコーティングして刺激から髪を守り、保湿します。